既存住宅をスマートホーム化、ARCHOS Smart HOME

普通の家を一気にコネクテッドにさせるスマートパッケージ

これまでは一つの製品にフォーカスしてご紹介してきましたが、今回は一気にまとめてご紹介したいと思います。

というのも、1988年にフランスで創業し、今では米国やアジアにもオフィスをもつ家電メーカーのARCHOSという会社が色々なコネクテッドなモノ(コネクテッド・オブジェクト)を製品化しており、普通の家を「スマートホーム」化させるための一つのパッケージのARCHOS Smart Homeとして売り出しているためです。

スターターパックとして含まれている製品は以下のとおり。

・写真が撮れるミニカメラ(ARCHOS Mini Cams)2点
・ドアなどの開閉動作を検知する動作タグ(ARCHOS Movement Tags)2点
・気温や湿度を測定する天候タグ(ARCHOS Weather Tags)2点
・上記を制御する専用タブレット(ARCHOS Smart Home Tablet)1点
この他に、USBケーブル、充電ケーブル、取扱説明書、保証書も同梱されます。

室内の温度が○○℃以上になったら通知する、玄関のドアが開くと写真を撮影するなど、ユーザーがシナリオを決めて設置すると、同梱のタブレットやiOSまたはAndroidの専用アプリをインストールしたスマホなどでお知らせを受け取ったり、特定のメールアドレスへ通知が送信されたりするそうです。

シンプルで手軽なオブジェクト、オプションでシナリオの幅が拡大

普通の家を一気にスマートホームにできるというコンセプトで、コネクテッドホームが割と簡単にできそう!と親近感を感じさせるこのパッケージですが、工具は一切必要ないという設置のしやすさもポイントですね。(DIY好きの方には物足りないかもしれませんが・・・。)

また、カメラは直径4-5cmほどで、重さは50g、タグは縦横ともに3.6cm、厚さ1.5cm、重さ16gという手軽なサイズ感や、タグやカメラがすべて防水加工されているという点にも、普通の家電を扱うかのようにコネクテッドなモノも扱えるよう、配慮が見られます。(各製品のスペック詳細は、こちらで。)

他にも、動作を検知するモーションボールモニター(ARCHOS Motion Ball Monitor)、ワイヤレスでスイッチのオン、オフを遠隔的に操作できるスマートプラグ(ARCHOS Smart Plug)、サイレンなどコネクテッド製品(別売)と組み合わせると、ベランダに動きがあるときに写真を取りメールで通知するなど、様々なシナリオが可能になるそうです。

最初はシナリオづくり・・・?!と戸惑いましたが、例えばペットのいる家庭は温度をモニターして一定の温度を超えたらエアコンをつけたり、一人暮らしで家を留守にしがちの方は、玄関や電気・水道メーターのあたりに不審な動きがないかを確認したり、割と活用法は思い浮かぶものですね。

企業として初めてスマートホームにBluetooth Smartを活用、将来の大規模市場を目指す!

同社のCEO、Loïc Poirier氏が「スマートホームの収益は2018年までに710億USドルになる」という英国の調査会社ジュニパーリサーチ(Juniper Research)の発表に言及しており、こうしたスマートホーム向けにBluetooth Smartを活用したのは企業として初めて*とのことで、同社のスマートホーム市場への意気込みを感じます。

一軒家だけではなく、防犯対策、シニア向け、ペットOKなどを謳っている集合住宅にこうしたコネクテッド・オブジェクトを設置し、スマートホーム化させると付加価値を向上させ、競合との差別化を図ることができそうですね!

残念ながら、現段階では日本は販売対象外ですが、イギリスなどでは、スターターパックが199.99ポンドで販売されており、その他のオプションオブジェクトは29.99ポンド(予定)で販売されるようです。

出典1:ARCHOS Announces Availability of its Smart Home and Enters the Connected Home Scene
http://www.archos.com/corporate/press/press_releases/UK_Archos_Smart_Home_PR_20140619.pdf

出典2:ARCHOS
http://www.archos.com/

Last Updated on Friday, 31 Oct 2014 08:14